ホントの話

ファイザー社ワクチン、コロナの伝染防止「テストしていない」

”自分が感染しないためだけでなく、他の人にうつさないためにも新型コロナワクチンを接種しましょう。”とよくメディアでは言われていますね。

大事な家族のために新型コロナワクチンを接種した方も多いのではないでしょうか。

しかし、そもそもこのワクチンに新型コロナ感染症を他の人に伝染させないという効果がなかったらどうでしょう。

今回はそんな内容です。

及川幸久さんのYouTube動画「2022.10.19【米国】欧州議会でのファイザー証言が世界のSNSでトレンド入り」の紹介です。

欧州議会での公聴会で、議員とファイザー社の代表の質疑応答が発端です。

以下にこの動画の要点をまとめてみました。

2020年10月10日欧州議会、パンデミック特別委員会、ファイザー公聴会の席で欧州議会議員ロブ・ルースはファイザー国際担当ジャニン・スモール氏に対し、「新型コロナウイルスを販売する前に、ファイザー社はこのワクチンが新型コロナ感染症の伝染をを防止できるのかのテストをしたのでしょうか?YESかNOでお答えください。またテストをしたのであれば、そのデータを当委員会に共有してもらえませんか。」という質問をしました。

これに対しジャニン・スモール氏は「伝染防止(transmission)のテストしていません。」「パンデミックが起こっているので早く作らなければならなかった」と答えます。

このことでルース議員は

ファイザーはワクチンを市場に発売する前に、ウイルスの伝染を防ぐテストをしていなかったことを認めた。
ファイザーはパンデミック初期にこの点について嘘をついていた。

と主張。

またルース議員TWITTERで

公聴会でファイザーの取締役が認めた。ワクチンは伝染防止のテストをしていない。
「他の人のためにワクチンを接種する」というのは嘘だった。COPIDパスポートの唯一の目的は人々にワクチン接種を強制すること。

とツイート。

さらにルース議員はオランダ政府に対し(ルース議員はオランダ人)、

自分のためだけでなく、他の人のためにも受けるように。
オランダの首相と保険大臣は予防接種を受けなければ反社会的だと言ったが、嘘だった。
その根拠がない

と主張。

この一連の発言によりTWITTER上では
#PfizerLiedPeopleDied

ファイザーは嘘を言った。そして人々は死んだ。
というハッシュタグが広がっています。

これに対して10月14日にAP通信、10月15日にはロイターががファクトチェックとして記事を出しました。

AP通信:SNSの投稿がファイザー社製予防注射の伝染への影響について誤解を与えた。ファイザーが嘘をついたという誤解を招くようなネット投稿があるが、ファイザーは、このワクチンの市場発売前に、このワクチンが伝染するかのテストをしたとは主張したことはない。

ロイター:COVIDワクチンの承認では伝染予防は要求されなかったが、ファイザーのワクチンは初期の変異型の感染を減少させた。

さらにファイザー社は

使用許可のための臨床試験で、伝染防止の効果は評価項目にはいっていないと言っている。
発売前ファイザーCEOアルバート・ブーラは「まだ評価中である」

と強調。

ここで混同しやすいのは感染と伝染という言葉です。

感染infection:病原体が身体に入り増えた状態。

伝染transmission:感染による病気が他にうつること。

元々ルース議員はコロナ感染症の伝染transmissionについて質問しましたが、日本語では伝染もほぼ感染という言葉に含まれるので、感染防止の試験をしていないでではないかとSNS上では混乱しています。

AP通信とロイターは
ファイザーは伝染防止のテストをしていないので、発売前に伝染防止できるかどうか知らなかったという主張をしていますが、これについては真実であるかは疑問です。
ファイザーCEOアルバート・ブーラは欧州議会に姿を見せず、質問に答えることを拒否。
議会には姿をあらわさないものの、アメリカのメディアのは数多く出演するが、伝染transmissionについての主張は一貫していません。

この件について元FOXニュースのカイル・ベッカーは

「ごまかしはやめよう。ファイザーは伝染を止められないことをほぼ確実に知っていた。医療専門家は科学的にできない理由を知っていた。」

と言っています。

だとすると”ワクチンは伝染を食い止める”というアメリカ政府とメディアにアメリカ人が繰り返し聞かされたことは嘘になります。

ここまでが主な内容となります。

日本でも同じですね。

”自分が感染しないためだけでなく、他の人にうつさないためにも新型コロナワクチンを接種しましょう。”

これはテレビでもお馴染みのフレーズ。

今のところ日本ではこの欧州議会でのやりとりはメディアで取り上げられていませんが、もしこのことが広まれば日本政府も大手メディアも責任を問われることとなるでしょう。

欧州議会でのファイザー公聴会のやりとりはこちらで見られます(字幕なし)。

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