UFOあるいはUAP(Unidentified Aerial Phenomenon未確認航空現象)情報なんて聞くと何かSF映画やただの”陰謀論”、あるいは妄想であるよう思う人も多いでしょう。
ひと昔ならほとんど情報もなかったので仕方のないことでしょう。
しかしこの数年前からアメリカを中心に少しずつ、UFOや宇宙人につての情報が流れています。
1)国防総省が発表した映像
日本でもニュースになったのでご存じの方は多いのではないかと思うのですが、こちらの動画をご覧ください。
この動画は2004年にアメリカ軍によって撮影されたものですが、アメリカ国防総省によって正式に公開されているものです。
UFOという言葉は使わず、UAP(Unidentified Aerial Phenomenon)未確認航空現象だとコメントしています。
この件に関してCNNの記事がありました。
未確認飛行物体の目撃報告、米海軍が「本物」と確認
(CNN) 空中を高速飛行する未確認飛行物体(UFO)をとらえたとされる映像について、米海軍がようやく、未確認物体に分類していることを確認した。
正体不明の物体は、軍の機密指定が解除された3本の映像に映っている。海軍報道官はCNNの取材に対し、この物体を「未確認航空現象(UAP)」と形容した。
映像は2017年12月~18年3月にかけて公開されたもので、高速移動する長方形の物体を、高性能赤外線センサーがとらえている。
このうち2004年に撮影された映像では、センサーがとらえた物体は急加速して画面の左側に消えていた。センサーは物体の速度に追いつけず、再発見することはできなかった。
残る2本はいずれも2015年の映像で、戦闘機のパイロットが交わした「ドローンだ」「全部風に逆らってる」「見ろよ、あれ!」といった会話が収録されている。
海軍報道官によると、UAPに関する情報公開の目的は主に、パイロットの安全を脅かしかねない訓練空域への「侵入」について、訓練生による目撃情報の報告を促すことにある。
公開された映像がとらえているのは、海軍の訓練空域で頻繁に目撃される侵入事案のほんの一部にすぎないと報道官は強調。「長年の間、海軍のパイロットはそうした侵入事案を報告してこなかった。映像中に存在する、あるいは存在しないものに関する従来の用語や仮説には、パイロットの名誉を損なうような固定観念が付いて回ったからだ」と述べ、UAPの正体を探るためには、そうした物体を目撃した訓練生に報告を促すしかないと話している。
2019年9月19日 CNN.co.jpより転載
元記事はこちら
2)宇宙軍
アメリカでは2019年に宇宙軍が発足されています。
概要
2019年12月20日に2020年度国防権限法及び宇宙軍法の成立によってアメリカ軍の6番目の軍種としてアメリカ合衆国宇宙軍が創設された。これに伴い、一部の空軍基地は宇宙軍基地に改称される
任務
宇宙軍の想定任務は国内法及び国際法に則り、アメリカ合衆国の権益保護及び平和的利用を確保することにある。アメリカ及びその同盟国の宇宙空間における安全保障及び経済活動の確保・宇宙空間における敵対勢力からの保護・統合軍への宇宙関連能力の提供・宇宙空間経由の戦力投射及び関連人材の育成に当たる
ウィキペディアより一部抜粋
元記事はこちら
ウィキペディアを読んでもアメリカ宇宙軍が具体的に何をしているのかイマイチわかりません。
そもそもアメリカで現在宇宙に行く技術を持っているのがスペースX社だけなら、宇宙軍を作る意味があるでしょうか?
アメリカが宇宙船(地球製UFO)を持っているから宇宙軍が存在するのだと思うのですが、、、
しかも日本の自衛隊にも、航空自衛隊宇宙作戦隊というものがあります。
5月18日(月)、空自に「宇宙作戦隊」が新編され、河野防衛大臣から初代宇宙作戦隊長の阿式俊英2等空佐に隊旗が授与された。自衛隊初の宇宙領域専門部隊である宇宙作戦隊は、大臣直轄部隊として空自府中基地(東京都)に隊員20名で発足、「宇宙」職域も新設された。
同隊の主な任務は、日本の人工衛星にとって衝突などの脅威となる宇宙ゴミ(スペース・デブリ)や不審衛星などを監視する「宇宙状況監視」。令和5年度
からの本格的な「宇宙状況監視」システムの運用開始に向けて、「宇宙領域における部隊運用の検討」「宇宙領域の知見を持つ人材の育成」「米国との連携体制の構築」などを進めていく。
中・露をはじめとして、宇宙空間において自国の軍事的優位を確保するための宇宙開発競争は激化の一途をたどっている。現状、宇宙における軍事利用に関しての明確な国際的ルールは確立されていない。
今後、宇宙空間の平和利用・軍事利用に関しての議論を深め、国際的なルールづくりの場をリードしていくためにも、日本は、堂々と主張できるだけの実力を確保しておくことが、国益上必須である。
その意味で、「宇宙作戦隊」発足の意義は大きく、その任務は、宇宙空間における、将来の日本の命運を左右するほどの重要性をもっていると言えよう
全国防衛協会連合会のHPより抜粋(2020年)
元記事はこちら
宇宙作戦隊も結局のところ具体的に何をしているのかわかりません。
宇宙ゴミを監視するならJAXAでいいんじゃないでしょうか?
YouTubeでこちらの動画を見つけました。
表向きは他国に対する宇宙防衛ということのようです。
3)タッカーカールソンがX(旧ツイッター)の番組で取り上げている
元アメリカ人気キャスター(FoxNews)のタッカーカールソンがUFO,UAPについてX(旧ツイッター)の番組で取り上げています。
日本でもご存じの方が多いと思いますが、このような知名度の高い人が番組で取り上げることはかなりの影響力があるとおもわれます。
トッポさんが日本語訳の動画をアップしています。(Xにアカウントをお持ちでない場合、日本語訳付の動画が表示されない可能性があります。)
タッカー•カールソンさんエピソード51です。宇宙人のテクノロジーをアメリカが隠している話で夏に話題になった元パイロットの方がゲストです。1947年7月にアメリカのニューメキシコ州ロズウェル付近で墜落したUFOが米軍によって回収されたとして有名になった事件より更に前から実はアメリカは第二次世… https://t.co/AukVf6vJfW pic.twitter.com/oPkuYWS42z
— トッポ (@w2skwn3) December 15, 2023